2013年 05月 18日
いちごがり
人生初のイチゴがり!
姉は京都の音楽学園に通っていた。
この幼稚園での遠足で、イチゴ狩りにいったらしく
真っ赤にそまった白いガーゼのハンカチを
やがてそれがあわいピンクになるまで
選択を繰り返す度に母が「まったくイチゴというものは
絶対に服に着いたら落ちない、、、」とこぼすので
なんだかイチゴ狩りはとても悪い事のように思えて
連れて行って欲しいと言えないまま大きくなった
なので、はじめてのイチゴ狩りが
まったくイメージと違い あれれと思ったりもしたけれど
太陽をあびてあつく甘いイチゴをひとつぶ頬張った
もう充分だと思った。
イチゴ狩りに一度も行かずに夢をふくらませつづけるのも、よかったかもしれない。
けれど、頭の中に、初夏の暑さの中、キュンとよく冷えたイチゴに、
ミルクをかけて、つぶし、頬張る少女の自分がまだ 夢だけど残っている
姉は京都の音楽学園に通っていた。
この幼稚園での遠足で、イチゴ狩りにいったらしく
真っ赤にそまった白いガーゼのハンカチを
やがてそれがあわいピンクになるまで
選択を繰り返す度に母が「まったくイチゴというものは
絶対に服に着いたら落ちない、、、」とこぼすので
なんだかイチゴ狩りはとても悪い事のように思えて
連れて行って欲しいと言えないまま大きくなった
なので、はじめてのイチゴ狩りが
まったくイメージと違い あれれと思ったりもしたけれど
太陽をあびてあつく甘いイチゴをひとつぶ頬張った
もう充分だと思った。
イチゴ狩りに一度も行かずに夢をふくらませつづけるのも、よかったかもしれない。
けれど、頭の中に、初夏の暑さの中、キュンとよく冷えたイチゴに、
ミルクをかけて、つぶし、頬張る少女の自分がまだ 夢だけど残っている
by santa-rosa
| 2013-05-18 21:56